結婚詐欺女

事件概要

2009年9月、結婚詐欺などの疑いで、東京都豊島区の3 4歳の無職の女が埼玉県警に逮捕された。 この女の周辺で、複数の知人男性の不審死が相次いでいることがわかった。

被害者 死亡5人 詐欺・詐欺未遂6人

裕福な家庭に育つ。小学生の頃から男関係はハデで問題を起こす。 中学から援助交際を始める。高校卒業後、東京にあこがれ、上京し就職、 さらに大学に入るも学費未納で除籍。27歳でヤオフク詐欺、29歳で詐欺罪にて逮捕される。 33歳時、金を借りていた自転車店経営者殺害。以後34歳時に大出嘉之氏殺害で 逮捕されるまで詐欺を続ける。なお、その間ずっとネットにブログなどを書き続けた。

各所の反応

マスメディア

いつも通り事件を面白おかしく扱っていた。 なぜこのような行為にいたったのか? 犯人の心中はいかに?みたいな ことがワイドショーで展開された。 また犯人の名前を出していないのに、被害者である大出嘉之氏の名前を出し、 かつブログで詐欺女に求婚していることや、秋葉原のおみやげまんじゅうを買ったことなどが 面白おかしく紹介された。

ネット

主に被害者男性が可哀想だという声が多数をしめた。 女に走らず趣味に没頭していれば…的な意見も多かった。
女の顔写真がネット上に出まわると「この顔で…」「よっぽど 男を落とすテクニックを持っていたんだな」という詐欺女に関する推測が加熱していったところへ、 「中学生時代から援交していた」という情報が入ったものだから 「この顔でよくも…」的な意見が述べられた。

私想

女の立場

ブサイクが援交する。その心理、ブサメンの小生には理解できる。 なんだかんだ言っても、人間は見た目で判断される。 あらゆることにルックスが加味される。女ならば増してもだ。 いくら勉強ができたって、金持ちだって「でもあいつブスだし…」という目で見られる。 なによりブス自身が容姿の重要性を自覚している。人間社会において、自覚せざるを得ないのである。 不細工な人間ならば、ただ生きているだけで否が応にも自覚させられる。
だからこそ、援交に走るのだ。 考えてみたまえ。学校では不細工扱い、ところがどうだ?  自分の肉体を、ルックスを欲しがる男がいる。金を出してまで欲しがる…これが重要。 金を出すということは、金の分だけ価値を認めていると言うことである。 さんざん見下された自分の肉体に、価値を見出し渇望する人間がいるということである。 この確信が、コンプレックスを緩和する。不細工扱いの学校生活を補完する。 彼女にとって援交は、精神を破壊されないために必要なツールであり、命の手綱であったのであろう。
考えてみれば、ブサ女も満足、男も満足、ハッピーハッピーではないか。 こんな不細工が援交なんて…という指摘は的を外れている。不細工ゆえ援交、 人間が感情動物たる証拠である。虚しい性である。

この女がなぜ結婚詐欺どころか殺人まで至ったのか?
総てはコンプレックスの裏返しだと小生は思う。 さんざんバカにされた自分の女としての価値。 その女としての価値で、男どもから徹底的に奪い取る。これが 彼女の生きがいだったのではないだろうか。アイデンティティだったのではないだろうか。 殺人実行中にもブログを更新していたことを考えると、他人に認めて欲しいという 気持ちが強かったのだろうと思う。 少なくともお金ほしさにやったのではないと、小生は考えている。

男どもについて

私は被害者男性をかわいそうだとは思えない。はっきりいって情けないの一言に尽きる。 メディアによる扱いは酷いとは思うが、彼らこそ本当に自業自得だと思う。
己のブサイク面を自覚してかどうかはわからぬが、必死で婚活して、 露骨に金をねだる34歳ブサ女に必死になる。 男として情けない、みっともない。喪男として彼らを軽蔑せざるを得ない。
何が何でも結婚したい、結婚すれば人生成功だ、というような思想がひしひしと 感じられる。なんとイカ臭い男どもだ。彼らは究極の鯛男だ。私は彼らが何を求め、 婚活に走ったかは知らぬ。知らぬが、金を露骨に要求するブサイク中年女 に必死になったのだから、結婚至上主義なのはほぼ間違いない。 少なくとも結婚が人生における高い地位を占めていたのは確定事項と言ってよいだろう。

私たち喪男からすると、彼らの行為は男の精神を著しく劣しめた。
女に思うように操られ、結果として命まで差し出すことになった。 詐欺に気付くタイミングはたくさんあった。にもかかわらず進んで騙された。 なぜあからさまな詐欺に騙され続けたのか?  それは女が用意周到だったからではない。彼らが鯛男であり、見栄っ張りであったからだ。 結婚さえすれば勝ち組だ、俺は幸せだ、だからやっとつかんだ女を離したくない。 明らかに金をねだるようなことをいわれても、女を信じたいと思ったからである。 彼らは自分の判断を信じず女を信じた…というより自分を失っていた。女=人生なんだからそうなる。 恋愛至上主義ここに極まれり。 こんな男どもの情けなさを指摘した記事は殆どなかった(ダイアモンドオンラインで一件だけみつけた)  ほとんどの記事がお決まりの「女犯罪者の人生の影」的なものと、 男可哀想と、可哀想といいつつアキバ土産ワロスみたいなバカにした記事で占められている。 これは何を示すのか。メディア全体で恋愛至上主義、もとい恋愛奴隷主義を応援しているのである。 あの情けない男どもが普通であると、正であると主張しているのである。日本人鯛男化計画である。
しかしメディアがいくら主張しようとも、喪男の考えが変わることはない。 なにせ人生という実経験が伴って女を諦めているのだから、言葉は無意味だ。

まとめてみると、彼ら鯛男に言いたいことは特に無い。 喪男的には迷惑だが、彼らにとって女こそが生きがいであり青春そのものであったのだろう。 小生がこのコラムでいいたいことは、騙された男性は可哀想という思想の下劣さである。 鯛男がビッチに騙される、これになんの不自然、不合理があるだろうか? ごく自然の成り行きである。 可哀想ならばお前が助ければ良い、穴をかしてやれば良い、生涯を添い遂げてやれば良いのであって、 言葉はいらないのである。ビッチどもは自然の摂理に従って、きっちり鯛男から金銭をすいとって欲しい。 生き物が自分の幸せを追い求めるのは当然のことだから、ビッチにも鯛男にも罪はない。 ただし半端な保護、擁護はやめていただきたい。保護、擁護こそが不平等の代名詞なのだから。
ブサイクは自業自得、ハゲは自業自得、氷河期世代は自業自得、大いに結構。 鯛男も自業自得、障害者も自業自得、フェアにいきましょう。

教訓

此の事件は、不細工を自覚しない故におこった事だ。 喪道から外れた哀れな最後である。
ブサイクはブサイクを自覚しブサイクの人生をしっかりと歩もう!

喪女は「男の脳はキンタマで出来ている」ということを理解すれば、生きていくのは容易である。 ブサイクでも男から金をむしり取れるのである。 それが出来ないのは、ブサイクの自覚が、心の底からないからだ。 心のどこかで、イケメンのホワイトナイトとの恋を信じているからである。

喪男は、喪道を歩むしか無い。 思想の重心を自分に、判断の中心を自分に、自分を持つというのはそういうことではないかと思っている。



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